オンライン講座 ヨコハマ市民版 子ども・子育て会議 こどもまんなか社会ってどういうこと?

オンライン講座 ヨコハマ市民版 子ども・子育て会議 こどもまんなか社会ってどういうこと?

こども家庭庁の設置も決まり、こども政策を貫くこども基本法も制定されました。「こどもまんなか社会」とうたわれる、その本質を掘り下げるために、今回も最前線で子育て支援に関わる方々から、やさしく、わかりやすく、官民の垣根を越えて、子育てしている人も、支援の側にいる人も、ヨコハマの子育てをめぐる施策について一緒に考え学び合う連続講座を開催します。

■開催方法:ZOOMによるオンラインセミナー

■参加無料

第1回「他自治体に学ぶ」
~世田谷区の取組報告~
●日時:2022年11月25日(金)16:00~18:00

●参加者:49名

●参加費:無料
「子ども・子育て支援事業計画」の元となるニーズ調査を先行して実施した世田谷区。また調査に加え「子どもの声を聴く」という実践も報告されています。コロナ禍など大きく変化する社会状況の中、次の計画策定に向けて、いったい何が必要になるのでしょうか。見えてきた課題等を世田谷区で長く子育て支援に関わっている松田妙子さんから直接伺います。

スピーカー:松田妙子さん
世田谷区子ども・子育て会議 区民委員
NPO法人せたがや子育てネット 代表理事

ファシリテーター:奥山千鶴子
内閣府 子ども子育て会議 委員
一般社団法人ラシク045 会員

開催報告

松田さんが世田谷区のこども子育て会議の委員として公式、非公式の場での実践のお話を聞いた。
行政や関係機関だけではなく様々な職種の人たちが、こども、子育てのために【人として】何ができるか、今何が求められているのかを、フラットに話し合える場づくりの仕掛けを学ぶ機会となった。
難しい言葉で戦うというよりも、日々の語りあいの積み重ねのなかで、関係性は気づかれていく。そのためにの見えない努力、準備があることを参加者が共有する機会となった。

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第2回「子どもの権利」を考える~子どもとの対話の実践~
●日時:2022年12月11日(日)19:00~21:00
●参加費:無料/■参加者:45名
子どもがその子らしく生きるために「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」とはどういうことなのでしょうか。実際に子どもたちの声を聴き、対話の日々を重ねている実践者からお話を伺います。

スピーカー
山手俊明さん
Dad College港北共同代表

神林俊一さん
一般社団法人 TOKYO PLAY チーフコーディネーター

ファシリテーター
原 美紀
一般社団法人ラシク045代表理事

開催報告

こども家庭庁の設置も決まり、こども政策を貫くこども基本法も制定されました。「こどもまんなか社会」とうたわれる、その本質を掘り下げるために、最前線で子どもの現場で活躍される神林俊一さん(カンペイさん)、山手俊明さん(ヤマちゃん)お二人から、やさしく、わかりやすく、子どもの気持ちに少しでも近づけるよう、子どもが実際に表面に出している声、その裏側にある本当の声などについて、お話しを伺いました。
 常に関わる大人が本当の声が聴けるまでザワザワしながらも「待ち続け信頼を得ること」、「自分なりの納得解を持つこと」、いつ出してもらってもいい「フローターの立ち位置の大事さ」などなど・・・いや、本当に深かったです。呼び集めて語ってもらう機会も大事だけどやはり雑談の先にあるつぶやきから何を読み取らせてもらうのか、が本質なのだということを改めて感じました。

開催グラフィックレコーディング記録>>20221211grrcd