保育や幼児教育は研究者がたくさんいて、スキルアップの機会もたくさんあります、地域子育て支援拠点事業、利用者支援事業についても随分研修がたくさんあります。子育て支援の施策として全国各地にあるファミリーサポートセンター事業の研修もありますが、なかなか機会はすくなく、歴史的に研究もあまりされてきていないようです。

そんな背景のもと、横浜市でのファミリーサポートセンター事業は、名称を【横浜子育てサポートシステム】事業という名前で取組がされています。今回のセミナーは、ファミリーサポートセンター事業の背景、期待されること、各地の実践事例を聞き、横浜市でこれからどんな取組ができるか、アクションにつなげるかを学ぼうというものでした。

ファミリーサポートセンター事業が歴史的に研究されてきていないというのも知らなかったのですが、ファミリーサポートセンター事業の市民同士の預かりあい、互助、そこから生まれる価値をどう捉えて視覚化していくか、ということを新進の研究者として大阪府立大東根ちよ先生を迎えて、全国の実践者と学びあう機会となりました。

不慣れなオンラインセミナーでなかなかトラブルが多く手作りのセミナーの限界を感じながら、それでもファミリーサポートセンターが市民の預かりあいであるなら、セミナー運営も助け合いながら（よくいえば）の開催となりました。